Activities活動記録

【ロータリー豆知識①  点鐘の意味って知ってる?】

歴史があるロータリークラブには、様々なルールやしきたり、習慣が存在します。

今日は、ロータリークラブのことを皆さんにもっと知っていただくために、

ロータリークラブ豆知識として、例会時に必ず行われる「点鐘」について解説します。

 

ロータリークラブの例会では、会長または進行役が「鐘(ベル)」を鳴らして会の始まりと

終わりを告げます。

これが「点鐘」です。

開会点鐘:例会の開始を知らせ、全員に集中してもらう合図

閉会点鐘:例会の終了を示し、全体を締めくくる合図

鐘の音は、静かに座談している会員にも分かりやすく、場の空気を引き締める効果があります。

 

点鐘に使われる「鐘」はクラブのシンボルであり、例会の記憶や歴史をつなぐ存在です。

常に会場の一番前にある演台にそっと置かれていて、すべてを映すような輝きを身にまとっています。

まるで演台に立つ会員のその日の心を映しこんでいるようでドキッした方も多いのではないでしょうか。

 

点鐘の意味

点鐘の意味は主に3つあるそうです。

主たる目的とされているのは、時間と秩序の象徴としての存在です。

ロータリークラブは「時間厳守」を重んじるため、時間通りに会を始め、終えるという規律の象徴とされています。

次に、全員の意識を揃える意味合いです。

鐘の音は、会場のざわめきを止め、全員が一斉に会の進行に集中するきっかけとなります。

例会前の時間は再会をたたえ合う、また日頃の奉仕活動の簡単な打ち合わせに使われたりしますが、

点鐘によって全員が例会に気持ちを切り替えるきっかけにもなっています。

そして、最後が伝統と一体感の演出です。

100年以上前から世界中のクラブで続けられてきた慣習であり、会員はロータリーの仲間であるという

一体感を共有します。

全員で鐘の音を聞くことで仲間であることを再確認する。

ちょっとロマンを感じませんか?

 

なぜ続けられているのか

何と言っても国際的に統一された文化だから。

文化も価値観も違う世界各国のどのクラブに行っても点鐘で例会が始まり、点鐘で終わる。

海外のクラブの例会に参加した経験を持つ会員曰く、必ず例会はこの点鐘から始まるので

アウェイ感がなく、心理的安全性を感じたそうです。

日本国内に閉じずグローバルに共通するしきたりを持つことで、世界中のロータリアンが仲間であることを

感じられる、そんな文化にもなっているようです。

加えて、クラブの格式と雰囲気を守り、例会を単なる集会ではなく公式な場として位置づけるために、

長い歴史の中で培われた重要な儀式として続けられています。

 

新鮮で透明な音が響くこの点鐘。

鐘一つで会場がピリッと引き締まり、終わりの点鐘でホッとする。

ロータリークラブの例会は、そんなリズムを大切にしてます。

是非、一度この鐘の音を聞きに例会に遊びに来てください。

 

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