Greeting会長挨拶

新型コロナの世界的流行から約４年が経過した現在、徐々に収束の兆しが見え始めました。その間社会生活も大きく変化し、私たちの生活も我慢を強いられ当然ながらロータリー活動も様々な制約を受けながら、例会や事業の中止や縮小・オンライン会議など様々な対応を余儀なくされています。

その約４年の間、日本全体が委縮し内向な行動になっている今、私たちロータリアンがリーダーシップを発揮し社会を率先していく存在であることを改めて感じております。
我々は今、原点に立ち返り、中長期ビジョンプロジェクトチームによる新しい時代に向けたクラブビジョンの策定を始め、笑顔の絶えない水戸西ロータリークラブになり、何より行動し、明日の地域を想い、クラブ奉仕・職業奉仕・社会奉仕・国際奉仕・青少年奉仕、各方面の奉仕活動につなげていくことが我々の役割と考えます。

私たちの活動の場は常に地域からのスタートと思います。
友情を広げ、互いの連携を深め、協力し合い、地域における存在価値を高め、ロータリーの輪を広げていきたいと思います。

クラブビジョンの策定により、理念やビジョンを共有することで一体感の醸成をはかり、会員同士が密にコミュニケーションを取り、より活性化された活動を行い、そして、新たな時代において社会を率先していく存在を目指すため２０２３～２０２４年度水戸西クラブの基本方針とスローガンを発表いたします。

 

基本方針
「友情と絆を深め、地域に　世界に　貢献しよう」

スローガン
「知、好、楽。そして游（ゆう）」

具体的施策として　充実した会員研修の実施・発見と学びのある例会の開催・親睦活動を通しての人生の友作り　３つを掲げました。

ロータリーを知る（勉強する、知識を得る）だけではなくロータリーを好きになり、ロータリーを楽しみそして、ロータリーを悠々と楽しみながら勉強を続けていくためスローガンを「知、好、楽。そして、游（ゆう）」とさせていただきます。（知ること ＜ 好きになること ＜ 楽しむこと）ロータリーを大いに楽しみたいと思います。

 

スローガン各項目の概要

1.　知

ロータリーを知るためにはロータリーの友などの文献を読んだり、ロータリーのホームページを見たりして学ぶことはできますが、もう一歩踏み込んで理解するため、そして魅力あるクラブを創るため、テーマごとに研修会を行いたいと思います。
入会３年未満の会員研修をはじめ、役員・理事研修、委員長研修、その他各種の研修を行い、３年後、５年後を見すえて議論を深めていきたいと思います。

2.　好

ロータリーは「人生の道場」「人生の最大の友人を作るところ」などと言われています。ロータリーを好きになってもらうためには、魅力ある例会の運営が絶対的に重要だと考えます。
クラブライフをより充実したものとするため、中堅会員の皆様には仕事や家庭の充実のためのエグゼクティブクラスの人脈を活用できるようなプログラムを提供し、若手会員には、未知・未開の業界における多種多様な情報や人脈を入手できるようなプログラムを考えてまいります。

3.　楽

偕楽園創設の理念を記した『偕楽園記』に「一張一弛」という言葉があります。ご存じのように、厳しいだけではなく、時には弛めて楽しむことも大切だという教えです。文武修行の場である弘道館と心身を休ませる場である偕楽園は「一張一弛」の思想のもと相互に補完しあっているわけです。
クラブでも親睦の重要性を再確認しロータリアン、ロータリーファミリーが親睦活動を通して、絆を深め・人生の友作りを楽しみながら行いたいと思います。また、同好会や趣味の会の充実をはかり、友好クラブの検討も進めていきたいと考えます。その結果、楽しいところ・ためになるところに人は集まってくるので、会員の増強にもつながってくると思います。

 

１年間皆様とともに活動を進めていきたいと思います。
どうぞ１年間よろしくお願い申し上げます。